始めよう、吹矢

「吹矢が初めて」と言う方は、まだまだ広く知られていないこのスポーツにちょっと戸惑うかもしれません。「矢を使うなんて危険なスポーツじゃないの?」「吹矢の道具なんて見たことない。簡単に買えないのでは?」そんな不安を払拭して頂くために、協会本部があり、各地に支部があります。また、時には行きやすいショッピングモールの中に手ぶらで体験できるカルチャースクールも開設されています。まずは吹矢を体験してみましょう。

どこに行けばいいの?

このHPの「公認支部・カルチャーセンター」のページをご覧ください。北海道内であればお近くの支部や教室を探すことができます。また「お問い合わせ」にご連絡を頂けましたら、さらに詳しい情報をお知らせ致します。

どんな用具が必要?どこで買えるの?

「スポーツウエルネス吹矢」は協会公認の用具を使って行います。筒・矢・筒クリーナー・的は最低限必要です。他に、矢を入れるケース、的や筒を立てるスタンドなどがあると便利です。

用具は、協会公認用具取扱店「WorldFukiyaLab(ワールドフキヤラボ)」にて、公認指導員または各支部の支部長を通じて購入します。筒には材質や重さなど様々なタイプがありますので、吹矢を始められる方は協会へお問い合わせ下さい。

グラスファイバー製・長さは120cmです。(ジュニア用は100cm)重さは140~400gまで。使用者の体力・技量等に合わせて選びます。形態もシンプルな1本筒と持ち運びに便利な3分割筒があります。(練習時以外は、筒は協会公認のもの以外は認められていません。)

ウレタン製・緑色の枠全体の大きさは33cm×33cm。的には点数が印刷されています。(シール貼付タイプもあり)。 緑枠から枠内側(白色25cm四方の部分)が取り外せますので、練習で傷んだら内側のみを交換します。(内側のみ購入可)(練習時以外は的は協会公認のもの以外は認められていません。)

長さは20cm。先端は金属製、銅はビニールフィルム製で重量は 0.75~0.85gと非常に軽いです。10本セットで販売されています。(練習時以外は、矢は協会公認のもの以外は認められていません。)

筒クリーナー

矢を筒に入れ筒を口にくわえて思いっきり吹くと筒内に唾液が付着します。筒内の水分を除去するために、筒より長い紐の先端に重りとマイクロファイバー布等を取り付けてあります。重りの方を先に筒に入れて引っ張ると筒内が掃除できる仕組みです。(クリーナーは必ずしも協会公認のものでなくても構いません)

矢入れケース

1ラウンドでは5本の矢を続けて吹きます。基本動作を乱さないためにも、使用する矢は、身体から離せません。首からケースを下げその中に5本+予備2本の矢を入れておきます。(矢入れケースは必ずしも協会公認のものでなくても構いません)

的スタンド

的を立てる高さは規定で決まっています。その高さに合わせて3脚タイプのスタンド(黒い部分)が販売されています。上部に的を装着できる仕様になっています。このスタンドは各支部・カルチャースクール等で準備している場合が多いです。必ずしも個人で購入する必要はない場合も。

筒スタンド

練習中、使用していない時、長い筒は床に立てて置くと倒れやすいのでスタンドを使って固定させておくと便利です。写真の筒立ては分解されてコンパクトに収納できるよう工夫されていますが、各支部において、かなり手作りされています。クリーナーを引っ掛けたり、矢を挿しておき、矢入れケース不要にしたり、と創意工夫されています。(筒スタンドは必ずしも協会公認のものでなくても構いません)

マウスピース

こちらは筒に付属してきますので購入する必要はありません。以前から筒先に付けるマウスピースはありましたが、改良されて内側に4つの突起が付き矢を受け止めてくれるので筒を斜めにしても矢が落ちづらくなっています。

バックボード

的の背部に設置します。万が一、吹いた矢が的から外れても壁などをガード出来て安心です。ボードのサイズは60cm×60cm。必需品ではありませんがあると便利です。手作りも出来そうですね。